日記7/18
「目覚めよ… 我がデッキに眠る、蒼き炎の化身!行くぞ! 俺は2体のモンスターを生け贄に捧げ、今こそその姿を表わせ! ブルーアイズ・ホワイトドラゴン!!
そして!俺は1体のモンスターを生け贄に捧げ、今こそその姿を表わせ! ブルーレッグ・ホワイトドラゴン!!
俺はフィールドのブルーアイズ・ホワイトドラゴンと、ブルーレッグ・ホワイトドラゴンを融合し!今こそその姿を表わせ!ブルーアイズアンドレッグ・ホワイトドラゴン!
そして!俺は1体のモンスターを生け贄に捧げ、今こそその姿を表わせ! ブルーウィングス・ホワイトドラゴン!!
俺はフィールドのブルーアイズアンドレッグ・ホワイトドラゴンと、ブルーウィングス・ホワイトドラゴンを融合し!今こそその姿を表わせ!ブルーアイズアンドレッグアンドウィングス・ホワイトドラゴン!
そして!俺はこの手続きを十分な回数繰り返すことで!今こそその姿を表わせ!ブルードラゴン!!
では!!ここでホワイトドラゴンとブルードラゴンの境はどこにあったのだろうか遊戯ぃぃぃ!?ホワイトドラゴンにブルードラゴンの目を移植した、ブルーアイズ・ホワイトドラゴンは割合的にはホワイトドラゴンだろうか!?それともブルードラゴンでもホワイトドラゴンでもないのか!?
では最後に生まれたブルードラゴンはどうだ!?こいつは身体の割合はブルードラゴンだが、ホワイトドラゴンはもう残っていないと言って良いのだろうか!?
どうなんだ遊戯!?
では俺を粉砕!玉砕!し、正義の味方 カイバーマン(攻撃力200/守備力700)の肉体を少しづつ俺に置換して言ったら俺は俺なのか!?
これ問題はもはや遊戯ではない!!神(の領域)だぁぁ!!!」
そう叫んで以降、海馬はおかしくなってしまった。精神科医の話によると、彼の胸ポケットには、1枚のカードが入っていたらしい。
そのカードは『ブルーアイズホワイトドラゴン』でも、『正義の味方 カイバーマン』でもなかった。そのカードは、
『テセウスの魔棲物』