チベスナダイアリー

誰もまだ此れ程の阿呆の日常をありのままに書いたものはない。

「魔々勇々」第22話激烈ボドゲ感想文

No.22「SOWASOWA」感想文

前回、謎の勇者サディコに会うためお化け屋敷に突入したコルレオ達。サディコからの妨害にあいながらも、なんとか彼女の元まで辿り着いた!

 

「魔々勇々」感想文のまとめはこちら⬇

chibesuna-diary.hatenablog.com

君に興味が湧いた!!

コルレオとの身長差から見るに、サディコめちゃくちゃでかくないですか?2mくらいありそうに見えます。年齢と容姿がマッチしてないし、本当の姿じゃないのかな… こんな状況でも目のやり場に困ってるのがコルレオクオリティ エリシアもなんで大人しく座ってるんですかね… 扉ぐらい破壊できそうなものですけど。

 

勇者に興味が湧いたのさ

倒れたのが仰向けで良かった… うつ伏せに倒れてたらポケットの中がグロ画像間違いなしになってた…

サディコの意味深な目元のコマと言い、「キミ」を「勇者」のフリガナとして降っているところを見るに、何か過去がありそうですね。「勇者」になったことで不利益を被っていたとかなのかな。そんな中芯の通ったコルレオの「勇者感」に興味が湧いたとか。

モニカが「『勇者』サディコ」と言ってるところも意味深ですね。うむ…

 

これは”ボードゲーム”という娯楽だ!!

ここ数話の振る舞いから着せ替えを楽しんでいたのも全くもって嘘とは思えなくなってきました。この24歳楽しいものに目がないから絶対本当だぞ。

案の定遊びたがってるモニカとエリシア。sowasowaってここの擬音かよ!サディコの「やったー」だけフォントが違いますね… バカっぽいというか… 顔も何も考えてなさそうなのが… この人ほんとに60超えてるの?いやでもこういう陽キャおばあちゃんいるな…

 

勇者とはなんだと思う…?

エリモニふたりが楽しんでて何よりです。モニカが普通に楽しんでるということは、サディコの言葉に嘘はなかったってことなのかな。「配慮が浮かばない」、「仲間を助けることが『難儀』」と言ってるところから、感受性に乏しいみたいな感じなんですかね。昔から霊と交信できた分、生きた人間への執着が薄いとか。

ゲームのカードを見て話をやめたのも気になりますね。ボードゲームがなにか暗示めいたものだったのか。つまりエリシアはこの先犬のしっぽを踏んで鳥のフンに当たる…? コルレオがギリギリでリーチをかけれないみたいなのはほんとにありそうですね。

 

もし破れば3人とも殺す

散々恐れられた挙句、とうとう敵になってしまったポチン君に悲しい過去…!サディコは一体何を目的としてるんでしょうか。まだ人物像がつかみきれませんね。とにかく不気味。勇者像を追い求めているのか…

 

君が腕を切り落とすか

厳しいけど正論。グリシャの思惑を考えると、コルレオ自身も気づいているように死んでしまうのはかなり効果的なはずです。20話を超えて再びスポットが当たる「勇者性」の話ですね。守るのは「君」じゃなくていい、君が「勇者であること」で周りを傷つけている。かつて「勇者らしくない勇者」として悩んでいたコルレオが、今度は「勇者」であることによって悩んでいるのが印象的です。そう考えると、導き手という点でサディコはエヴァンと対比しているようにも見えます。サディコも力の底が見えないし。

あとポンチ君腕に刀内蔵してるのほんとに何?

 

私が見たいのは その”先”だ

ここに来て感情がサディコとリンクします。我々も「先」が見たい。難題の「正解」を知りたいと。上手いなあ。

そしてコルレオを守るエリシアとモニカ。

過去に助けた人達が、今度はコルレオを助ける熱い展開。やっぱちゃんと少年漫画してるんスね。

 

仲間に恵まれる者だ

うおー!自身の「勇者像」に悩むコルレオを、異世界の勇者が導くという視点で見ると、1話を彷彿とさせる展開ですね。勇者たるためには、「勇者」と呼んでくれる仲間が必要だと。思うにエヴァンも走馬灯で仲間らしき名前を呼んでましたね。グリシャの名前も入っていたのが不穏ですが…

最後に「強くなりたい」で終わるところもプロローグのリフレインらしい。前はパンネロさんに、今回はサディコに。

老兵が後進に道を譲るのは良い展開だ…

 

まとめ

前半のボードゲームパートから一転、避けては通れない疑問に真っ向からぶつかっていった後半パートが印象的でした。全体的に序盤を彷彿とさせるのは、やはりラストバトルがエヴァンエンド絡みだからなのかな。