チベスナダイアリー

誰もまだ此れ程の阿呆の日常をありのままに書いたものはない。

1月12日

1/12

人生

我が大学の3限の開始は13:00からです。私はキャンパスから遠い場所に住んでいるので、35分前くらいの電車に乗らないと余裕を持って到着とは言い難いのです。今日は何故かリズムが崩れ(おそらくコーヒーを啜っていたからだと思いますが)、駅までめちゃくちゃ走る羽目になりました。

冬なのに汗だくで駅に向かうと、目の前で電車のドアが閉まりました。もう絶望です。次の電車でもギリ間に合いますが、キャンパスを全力疾走しないといけないのでかなり恥です。でもそうも言っていられないので、次の電車に乗ってキャンパスを走ると…

 

「前にもお伝えした通り、本日の授業は休講です。」

 

何たる徒労。

私は、休講の授業のために走り、休講の授業のために焦り、休講の授業のために30分も電車に揺られていたのです。

虚無感にかられながらベンチで外の空気を吸っていると、この徒労とは、すなわち私の人生そのものなのではないかという気がしてきます。つまり、ありもしない目標のために我々は生き、苦しむのでしょう。

今日が、人生の、相似形。

馬鹿、阿呆、間抜、愚昧。